DV被害者など「支援措置対象者」の個人情報を相手方弁護士に誤交付 岡山市【岡山】
岡山放送
岡山市は12月12日、DVなどの被害によって支援が必要な女性や子供の住所などが書かれた書類を誤って元夫の弁護士に交付したことを明らかにしました。 (岡山市の会見) 「多大なご迷惑をおかけいたしましたことにつきまして深くお詫び申し上げます。」 岡山市によりますと、2024年5月27日、DVやストーカーなどの被害を受け、特別な支援措置が必要とされる女性と子供3人の住所が書かれた戸籍の附票の写しを、元夫の弁護士に誤って交付しました。 書類は裁判の手続きの中で弁護士から請求されたもので2024年7月12日に女性の指摘によって誤りに気付きました。市は原因について、支援措置を行う職員から書類を発行する職員への指示が不明確だったと説明しています。 誤りを受けて女性と子供は既に転居したということで、市は転居費用などの賠償を行う方針です。
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