センバツ21世紀枠 九州地区候補校 甲子園近づいている 大分舞鶴に表彰盾「冬の練習頑張る」 /大分
来春の第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の「21世紀枠」九州地区候補校に選ばれた大分舞鶴(大分市)で21日、表彰式があり、県高野連の奥田宏会長が甲斐京司朗主将(2年)に表彰盾を手渡した。 表彰式で奥田会長は「甲子園に着実に近づいている。学校や地域から愛される野球部になってください」と激励した。甲斐主将は「さらに身が引き締まっている。地方の公立高校でも、ここまでできるんだと見せられるよう、冬の練習を頑張りたい」と決意を新たにした。 大分舞鶴は公立の進学校で、部員ほとんどが大学進学を希望し、文武両道を実践。平日の練習は約2時間で、数班に分かれてメニューをこなすなど効率を重視した練習に取り組んでいる。 近年は県大会で上位に食い込んでいて、2020年と21年の夏大会で2年連続の準優勝を果たした。1951年の創部以来、春夏を通じて甲子園出場はない。【辻本知大】