安養院でフルートアンサンブルの新春コンサート 演奏後にフルート体験会も
板橋区の登録文化財「安養院瑠璃光堂」(板橋区東新町2)で1月19日、トリプ・カンパニー主催の「フルート3本とアコーディオンによる煌(きら)めき新春コンサート2025」が開催される。(板橋経済新聞) 【写真】フルート体験会の様子(写真提供=トリプティーク) トリプ・カンパニーを運営する「トリプティーク」は、女性3人のフルートアンサンブルグループとして2004年に結成。「日本フルートコンヴェンション2007」のTOKYOアンサンブル部門1位(金賞)を受賞。定期的な演奏会、他分野や他団体とのコラボレーションのほかにも、オリジナル編曲楽譜の出版も行う。 トリプティークによる安養院瑠璃光堂での新春コンサートは、2022年の「いたばしアーティスト応援キャンペーン2022」の助成をきっかけに2023年に始まった。3年目となる同コンサートには、アコーディオン奏者である田ノ岡三郎さんをゲストとして迎える。 トリプティークの鈴木舞さんは「プロのアコーディオン奏者の演奏を目の前で鑑賞する機会は意外と少ない。田ノ岡さんの素晴らしいパフォーマンスを耳で、目で、肌で楽しんでほしい」と、NHK連続テレビ小説をはじめ、映画、アニメなどさまざまな場面で活躍している田ノ岡さんとの初共演を決めた。 当日は、同コンサートのために作曲家の綿引浩太郎さんが編曲を行ったミュージカルメドレーや、新年恒例のヨハン・シュトラウスの作品やディズニー作品など、子どもから大人まで楽しめるプログラムを予定している。 鈴木さんは「安養院瑠璃光堂は絢爛(けんらん)豪華な内装や音響も素晴らしいため、近隣の方、特に子どもたちに生の演奏の良さや瑠璃光堂の魅力を伝えたい。楽器や音楽の楽しさを伝え、板橋区のますますの音楽文化の発展に少しでも貢献できれば」と話す。 コンサート後には希望者に向けて、同会場でトリプティークのメンバーによるフルート体験会も予定する。 開演は11時と15時の2部制。入場料は大人3,000円で、18歳以下は無料。
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