中日エースは25%ダウン、鷹戦力外→DeNA右腕は20%減 侍捕手は大幅昇給…11日の契約更改
中日・柳は約25%、DeNA森唯は20%ダウン…広島・森下やロッテ・佐藤らは昇給
NPBでは11日、各球団で契約更改交渉が行われた。中日・柳裕也投手は約25%ダウンの来季年俸1億1000万円でサイン。DeNA・森唯斗投手は20%ダウンの年俸4000万円で「ラストチャンス」と背水の覚悟を示した。(金額は推定、以下同) 【画像】契約更改で顔を真っ赤して激怒…ダウン提示に納得がいかないセ・リーグの名手 柳は約25%減の年俸1億1000万円で更改した。初の開幕投手を務めた今季は13試合の登板で4勝5敗、防御率3.76。「何もできていないに等しい」と話した。来季は国内フリーエージェント(FA)権の取得が濃厚。球団から複数年契約を提示されたが「来年しっかり頑張りたいという思いで」断ったという。 森唯は今季年俸5000万円から20%ダウンとなる年俸4000万円でサイン。ソフトバンクを戦力外となり加入した今季、14登板(4先発)で1勝3敗、防御率7.52に終わった。「いい成績を残せていないので、もうラストチャンスかなと思っていますし、必死に来年勝負しに行きます」と決意を語った。 一方で“増額組”も。広島・森下暢仁投手は3500万円増の年俸1億6500万円で更改した。5年目の今季は10勝10敗、防御率2.55だった。中盤戦まで順調だったが、8月27日から6連敗を喫した。チームも同時期に急失速し「自分が食い止められなかった。そのせいでBクラスになってしまった」と責任を口にした。 ロッテ・種市篤暉投手は3300万円増の年俸8500万円でサインした。今季は8年目で初の規定投球回到達となる147回1/3を投げ、7勝8敗、防御率3.05だった。正捕手に定着した佐藤都志也捕手は3650万円増の8000万円で更改。初めて規定打席に到達し、打率.278、5本塁打、45打点。野球日本代表「侍ジャパン」にも選出されるなど飛躍した。
Full-Count編集部