北海道物産展が名古屋のデパートで始まりました。目玉は、超有名スイーツの進化系。全国に先駆け、名古屋で先行販売となりました。 　栄の松坂屋名古屋店で24日から始まったのが「初夏の大北海道物産展」。 　会期中（第1弾 4月24日～30日、第2弾 5月1日～6日）は、初出店4店舗を含む、あわせて90店舗が出店します。 　カニやイクラなどの豪華な食材が会場のいたるところに。東海地区初登場のスイーツも目白押しです。 　札幌で大人気だという、北海道産の小麦を使ったふわっふわでモチモチの「生ドーナツ」に、こだわりのヤギのミルクで作る「クリームパン」も。

インパクトあるラーメン

とうきびモナカアイスの味噌担々麺（Mari iida)

　北海道のおいしいものはスイーツや海鮮の他にも。イートインコーナーでは、フレンチ系ラーメン店のなんともインパクトある新作ラーメンが登場です。 　今回、イートインに出店する2店舗は母と息子、それぞれのお店。親子対決になります。 「息子にはまだまだ負けられないと思っています。全然違うタイプのラーメンなので(両方とも)楽しんでもらいたい」（Mariiida店主 吉田真理さん）

お手頃に北海道の幸が──

1080円弁当（海の里）

　続いては、物価高に負けないお値打ち価格が魅力のコーナー。 　「理由あり格安企画」と題して、カニの脚が少し折れているという理由で、通常価格の半額に近い値段です。 　「大きいサイズを使っているので、食べ応えもあるし、普通で買うと6000～7000円は1kgですると思う」（網走水産 高須幹論さん） 　お手頃に北海道の幸が味わえる1080円弁当は、各店舗、開店30分ほどで完売となりました。

全国初登場の新作スイーツ

「白い恋人」と「白い恋人ロールケーキ」（石屋製菓）

　そして、全国物産展とりやめていた石屋製菓が1年半ぶりの出店です。 　北海道の定番スイーツ「白い恋人」を販売する石屋製菓。 　実は、鳥インフルエンザの影響で原料の卵が不足し、安定的な製造の見通しが立つまで、物産展の出店を取りやめていました。 　念願の復活にあわせて、本店でさえまだ出していない全国初登場の新作スイーツを名古屋にもってきてくれました。 　その名も「白い恋人ロールケーキ」です。 　真っ白な生地の間に、白い恋人のホワイトチョコを使ったクリームがたっぷりと詰められています。 　購入した人は── 「11個買ってます」（名古屋市内から） 「5個買います。先行販売だから(全国で)1番に食べられるかなと思って」（愛知・弥富市から） 「名古屋のみなさんには白い恋人が大変好評なので、（ロールケーキも）名古屋の方にかなり好評なら十分北海道でも販売できるということで、今回は松坂屋名古屋店で一番最初に販売しています」（ISHIYA 豊島大輝さん）