中西会長が留任 三重・松阪市観光協会が総会 組織改革しっかり進める
一般社団法人三重県松阪市観光協会(中西勉会長、361人)が24日午後2時から、松阪市日野町の市市民活動センターで第13回通常総会を開催した。2年に一度の役員改選もあり、中西会長(70)=㈱フレックスホテル代表取締役社長=が4期目続投となった。中西会長は「今年中に皆さん方にお諮りして次の会長候補を決めたいと思う」と語った。 総会には会員361人のうち38人が出席し、186人が委任状を提出した。 議事に先立ち中西会長が開会のあいさつを行い「コロナも明けて通常の経済活動が戻ってきたように見えますが、実は都市部と地方ではまだまだ動きに差がある。そういう中、観光協会ではコロナが明けてしっかり組織を立て直そうと、昨年度から新たな専務理事を迎えて、組織としての活動に力を入れてきた」と一年を振り返った。 続いて来賓の竹上真人市長が祝辞。前日に市内で行われた松浦武四郎の玄孫に当たる世界的ピアニスト・関孝弘さんのリサイタルがほぼ満席だったことに触れ「これからの(観光の)方向性は文化というのが一つのキーワード。そうでないとお客さんを呼べない」と語った。 その後、NPO法人Do it(ドゥー・イット)! 松阪鶏焼き肉隊が昨年11月に東海・北陸B─1グランプリin四日市でゴールドグランプリを受賞したことをたたえて特別表彰。中西会長から森下桂子理事長(同観光協会理事)に表彰状が手渡された。 この日の議題は2023(令和5)年度の事業報告ならびに収支決算報告の承認、24(同6)年度の事業計画ならびに収支予算の承認、役員改選など4議案で、全て原案通り可決された。 役員改選では理事16人と監事2人の選任案を原案通り可決。総会後に開かれた理事会で、互選により理事長、副理事長、専務理事を選んだ。 中西会長を除く理事と監事は次の皆さん。かっこ内は会員団体名。 【副会長】▶北端昭彦(明治牛乳松阪中央センター)▶高岡良治(ヒーリングツアー)▶髙畑明弘(松阪商工会議所)=以上留任 【専務理事】▶岡本孝雄(一般社団法人松阪市観光協会〈常勤〉) 【理事】▶安田和東(松阪祇園まつり三社みこし世話人会)=新任▶新竹浩子(㈱新竹商店)=留任▶後藤禮雄(公益社団法人松阪青年会議所)=新任▶小林央児(小林商店おう児牛肉店)▶竹守みどり(㈱WORK FOR YOU〈piece cafe & store)▶塚本泰弘(㈲茶重商店)▶野呂一平(大石観光協会)▶水谷俊介(㈱松治郎の舗)▶宮村元之(ミヤトウ)▶森佳久(㈲老松)▶森下桂子(NPO法人Do it! 松阪鶏焼き肉隊)=以上留任 【監事】▶柏木文雄(岡寺山継松寺)▶松本吉弘(NPO法人松阪歴史文化舎)=以上留任