谷崎潤一郎の小説をアレンジした「卍 リバース」「痴人の愛 リバース」予告解禁
谷崎潤一郎の小説をもとにした映画「卍 リバース」「痴人の愛 リバース」の予告編がそれぞれYouTubeで公開。あわせて場面写真も解禁された。 【動画】映画「卍 リバース」予告編(他18件) 谷崎による作品「卍」「痴人の愛」の舞台を現代に置きかえた本作は、どちらもインモラルな関係がテーマ。登場人物の性別を逆にするなどのアレンジを加えて製作されている。 「卍 リバース」はいびつな関係に陥った4人の男女の愛憎が絡み合う物語。予告編には脱サラして美術学校に通う画家志望の園田に「すれ違いざまに僕のことを見てましたよね」と話しかける青年・光の姿が。彼をデッサンのモデルとして家に招いた園田は、逢瀬を繰り返し情事に溺れていく。鈴木志遠が園田、門間航が光を演じ、中崎絵梨奈、田中珠里、手島アリサ、真田和輝、小野寛之、オオエベン、斉藤陽一郎が出演している。 道端にぽつんと座り込んでいた歳下の男・ゆずるを拾った教師なおみの姿が描かれる「痴人の愛 リバース」の予告編には、彼女がゆずると出会うシーンや、ともに生活空間を築き上げていく様子が映し出され、「彼の成長を見守るのが、彼女の喜びだった」とテロップが浮かび上がる。しかし俳優が将来の夢だというゆずるの思わぬ発言をきっかけに、なおみの内に眠るマゾヒズムが顔をのぞかせていく。桝田幸希がなおみ、林裕太がゆずるを演じ、碧木愛莉、さくら、鮎川桃果、加藤大騎、佐田川舞、守屋文雄がキャストに名を連ねた。 宝来忠昭が監督を務めた「卍 リバース」「痴人の愛 リバース」は5月24日より東京のシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開。 ※中崎絵梨奈の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 (c)2024「卍 リバース」パートナーズ (c)2024「痴人の愛 リバース」パートナーズ