観るともう一度観たくなる!映画『マッチング』がストーリーも演技もとにかくすごい
予告やビジュアルを観ると「面白そうだけど怖そう」という印象を持つ人が多そうな、映画『マッチング』。観終わったとき、まさかこんな気持ちでこの画像を観ることになるとは思っていませんでした。期待通り面白さも怖さもあるのですが、おそらくほとんどの人が予想したのとは違う方向に話が展開していく……そこがこの作品の魅力と言ってもいいかもしれません。 【動画】結末を知った後では印象が一変…!リピーター続出中の映画『マッチング』予告 何を言ってもネタバレになってしまいそうで、どう言葉にするか悩んでしまいますが、ぜひ劇場で”体感”してほしい作品なので、ネタバレしすぎない程度に魅力をお伝えしたいと思います。
共感できる人も多い、仕事ひとすじで恋に奥手なヒロイン・輪花
仕事は一生懸命してきたけど恋愛は苦手。でも本当は幸せな恋がしたいし、運命の人と出会いたいーー主人公の輪花(土屋太鳳)に、共感する方も多いのではないでしょうか。そんな輪花が職場の友人にしつこく勧められて登録したマッチングアプリ。そんな顔で登録しなくても、と思うくらい仏頂面ですが、めでたく(?)トムという男性とマッチングし、デートすることになります。 一方都内では、マッチングアプリで出会って”アプリ婚”したカップルを標的とした連続殺人事件が起こっていました。
吐夢を演じる佐久間大介(Snow Man)の、期待以上の演技力
待ち合わせに現れたトムこと永山吐夢は、どんよりと暗くて初対面でわけのわからないことを言ってくる、言ってしまえばコミュ障な男性でした。しかも彼はその後、恐ろしいストーカーに変貌してしまうのです。 吐夢を演じるのは、Snow Manの佐久間大介。キレのいいパフォーマンスや歌番組、バラエティなどで見せる明るくて元気な様子とは180度真逆の演技は、本作のひとつの見どころです。彼の多面性や演技力を知っているファンの方は、「こういう役こそ観てみたかった!」と思ったと思いますし、そこを楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。 吐夢は思っていた通りに怖いし、彼のファンである佐久間担であっても「いやそれはキモいだろう……」と言いたくなるくらいキモいところもあるのですが、一周回ってかわいく感じてきてしまうような気もします(多分)。吐夢くんはちょっと怖いけど、”白佐久間”とファンの間で話題になった白金色のビジュアル、儚くて素晴らしいです。ちなみに個人的には「このシーンだけ永山吐夢じゃなくて佐久間大介の素っぽい顔だな」と思った場面がひとつだけありました。みなさんはいかがだったでしょうか……?