C大阪、レオセアラ弾などで7戦ぶり白星 未勝利の約1か月に小菊昭雄監督「学び大きい」 連敗3で止めた
◆明治安田J1リーグ▽第15節 C大阪 3―0 福岡(18日・ベスト電器スタジアム) 2試合が行われ、C大阪はアウェーの福岡戦で、FWレオセアラ(29)が3戦連続弾となる今季12点目を挙げるなど、3―0で快勝した。チームは連敗を3で止め、4月13日の川崎戦以来、7試合ぶりの白星。レオセアラは得点ランク単独トップに浮上した。福岡は今季2度目の連敗。19日は8試合が行われる。 開幕8戦無敗の後は6戦未勝利と苦しんだC大阪が、約1か月ぶりに勝ち点3をつかんだ。立役者はエースのレオセアラだ。前半9分、ゴール前でMFビトールブエノのシュート気味のパスを受けると、右足を強振。ゴールネットを揺らした。得点ランク単独トップに立つ12点目に「(ブエノは)パスだ、と言ってたが多分違うと思う」とはにかんだ。 C大阪の外国籍選手で最長の6戦連続ゴールを決めるなど、出場15試合で12発。早くも昨季の得点数に並び、38試合ある今季、現在のペースで量産し続ければ30得点を超える計算だ。Jリーグでの1シーズン最多得点は98年の磐田・中山雅史の36得点で、30ゴール以上での得点王は33ゴールを決めたG大阪・アラウージョの05年が最後(ともに試合数34)。19年ぶり大台へ「どんどん得点を積み重ね、得点王になれればいい」と力を込めた。 勝利から遠ざかった1か月を振り返り、小菊昭雄監督(48)は「学びは大きかった。私たちの目標は優勝。この学びを目標につなげていきたい」と声を弾ませた。連敗を3で止めて暫定6位浮上。息を吹き返したチームは、再び首位の座を目指す。(種村 亮)
報知新聞社