ラツィオは監督辞任で混乱も「サッリと大きく変わらない。アプローチが重要」フロジノーネ指揮官は警戒緩めず…鎌田はまたもベンチスタートに? | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】17日4:45(日本時間)にMF鎌田大地が所属するラツィオと対戦するフロジノーネのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】鎌田大地は後半途中から出場!サッリの最終戦ラツィオ×ウディネーゼ
前節では、残留争いのライバルであるサッスオーロとの直接対決に敗れ、セリエA7戦未勝利で降格圏の18位に転落したフロジノーネ。日本時間17日に行われるセリエA第29節では、ジョヴァンニ・マルトゥシェッロ暫定監督が率いる9位ラツィオをホームで迎え撃つ。 ラツィオはウディネーゼに敗れて公式戦4連敗を喫し、マウリツィオ・サッリが電撃辞任するなど混乱の中にあるが、フロジノーネの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコは、ラツィオ州のダービーへ警戒を緩めない。 「またしても巻き返しへの意欲を持つチームが相手だ。ラツィオは出場停止明けで選手が戻ってくるうえ、あらゆる瞬間に試合を決めることができる選手もいるので、慎重に向き合わなければならない。マルトゥシェッロはサッリと長く仕事をしていたので、大きく変わらないと思う。相手は決意をもって臨んでくるはずなので、試合へのアプローチが重要になる」 ここまで24ポイントの獲得にとどまっているフロジノーネ。13位から19位まではわずか4ポイント差で7チームがひしめき、シーズン終盤戦は厳しい残留争いが繰り広げられることになる。フロジノーネ指揮官は“美しいプレー”をいったん封印し、結果を求めている。 「残り試合はどんどん少なくなっていく。予想していなかった順位だが、持ち直すための時間も少ない。それでも巻き返しを図りたい。後ろを振り返るべきではない。運命は自分たちの手にある。残留の目標を達成するためには、1つにまとまらなければならない。ファンやスタジアム全体で一丸となることが求められる」 「いまはラツィオとの次戦が重要であり、この一戦に集中しなければならない。われわれはプレーの哲学をもって出発し、賛同と称賛を得ることができた。だがいまは異なるものを示す時だ。ポイントを獲得することが重要であり、結果を出さなければならない」