アタランタに敗れたシュツットガルト 現地紙は先発のチェイス・アンリについて「不安定だった」と厳しい評価
CL初先発も勝利で飾れず
6日(現地時間)、シュツットガルトはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でアタランタと対戦し、0-2で敗れた。 昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝チームであるアタランタに対して前半からほぼ互角の勝負を繰り広げていたシュツットガルトだったが、51分にクロスボールをアタランタのアデモラ・ルックマンにゴール前で合わせられて失点すると、終盤の88分にもニコロ・ザニオーロにゴールを許し、敗れ去った。 シュツットガルトのチェイス・アンリは、この試合に右センターバックのポジションで先発し、80分に途中交代。対人プレイでの強さを活かしてカウンターの芽を摘み、さらにゴール前ではシュートブロックに入るなど守備では見せ場を幾つか作った。 しかし、チームが敗れたことでチェイスに対する現地メディアの評価も厳しいものになっている。ドイツ紙『Bild』は、試合後にシュツットガルトの選手達のパフォーマンスを6段階(1が最高、6が最低)で評価した採点と寸評を掲載し、チェイスについては、「長い時間にわたって不安定だった。40分にはアタランタのザッパコスタを戦術的ファウルで地面に引っ張り倒したことで不必要なイエローカードをもらった。1失点目の場面では集中力を欠いていた」としてチーム最低タイとなる評価点5を付けている。 前節ユベントス戦(1-0)に続く連勝を逃し、リーグフェーズでの順位も27位に後退したシュツットガルトは、27日にセルビアのツルヴェナ・ズヴェズダと対戦する。決勝トーナメントのプレーオフに進める24位以内をめざす同クラブにとっては、負けられない試合となりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部