「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」首位、「ライオン・キング ムファサ」2位に登場!【全米映画ランキング】
クリスマス直前の12月第3週の北米映画市場は、「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」(パラマウント)と「ライオン・キング ムファサ」(ディズニー)という大作映画2本が公開され、多くの人が映画館に足を運びました。 【フォトギャラリー】「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」キャラクターをチェック 世界的人気を集めるセガのアクションゲームをハリウッドで映画化した「ソニック」シリーズ第3弾「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」は、週末3日間の興収ランキングで、首位を獲得しました。シリーズおなじみの悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の父ジェラルド(キャリーが一人二役)が行った科学実験の失敗で、東京湾沿岸に浮かぶ孤島に幽閉されていたシャドウが長い眠りから目覚め、ソニックたちと激突します。 ソニック役のベン・シュワルツ、テイルズ役のコリーン・オショーネシー、ナックルズ役のイドリス・エルバらボイスキャストが続投し、キャリーに加え、ジェームズ・マースデンがソニックの友人トム役で再び参加。シリーズを手がけてきたジェフ・ファウラー監督が再びメガホンをとりました。批評家からの評価も好意的で、シリーズ最大となる製作費1億2000万ドルに対し、週末3日間でオープニング興収6200万ドルをあげ、前作「ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ」に次ぐ好成績をあげました。 名作ディズニーアニメを、最新の映像技術を駆使して実写もアニメーションも超越した“超実写版”として新たに映画化した「ライオン・キング」(2019)の前日譚「ライオン・キング ムファサ」は、2位に初登場。若き日のシンバの父・ムファサとスカーの兄弟の絆を描いています。 かつて孤児だったムファサの運命を変えたのは、後に彼の命を奪うスカーとの出会い。両親を亡くしひとりさまよっていた幼き日のムファサは、王家の血を引く思いやりに満ちたライオン、タカ(後のスカー)に救われます。血のつながりを超えて兄弟の絆で結ばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指してアフリカ横断に身を投じます。 ボイスキャストとして、アーロン・ピエールがムファサ役、ケルビン・ハリソン・Jr.がタカ役、マッツ・ミケルセンが息子を亡くした敵ライオンのキロス役、ドナルド・グローバーがシンバ役、ビヨンセ・ノウルズがシンバの幼なじみ・ナラ役を担当。「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスが監督を務めました。北米最大規模で上映され、週末3日間で興収3500万ドルを記録しました。 6位は、世界に終末が訪れ、ロサンゼルスの山中で生き残った人々の運命を描くアクションスリラー「Homestead(原題)」(エンジェル・スタジオ)。週末3日間で興収600万ドルをあげました。