<甲子園交流試合・2020センバツ32校>組み合わせ抽選会 オンラインで実施 明徳、鳥取城北と対戦 第1日第2試合 /高知
8月10日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で始まる「2020年甲子園高校野球交流試合」(センバツ交流試合)の組み合わせ抽選会が8日、オンラインで実施され、明徳義塾は大会第1日第2試合(10日午後0時40分開始予定)で鳥取城北(鳥取)との対戦が決まった。【北村栞】 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 ◇「打球の速さ見せたい」 センバツ交流試合の開催は6月10日に発表された。新型コロナウイルス感染拡大で中止になった第92回選抜高校野球大会に出場が決まっていた32校を招き、各校1試合ずつ戦う。 抽選会はウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用し、出場32校の主将をオンラインでつないで行われた。画面越しに各校の主将がくじの番号を指定し、組み合わせを決めた。 抽選終了後、鈴木大照主将(3年)は鳥取城北について「バッティングが良いチームで、右の投手陣が速い球を投げるという印象がある」と話した。その上で、「この冬場は例年以上にトレーニングをしてきた。打球の速さや体の大きさを見せたい」と意気込んだ。 馬淵史郎監督(64)は「この暗い時代に、ファンの方に夢や希望を与える試合ができればうれしい。とにかく良いゲームがしたい」と語った。 ……………………………………………………………………………………………………… ◆鳥取城北 ◇相手圧倒する打撃力 昨秋はチーム打率3割6分6厘の打線の活躍で中国大会準優勝を果たした。傑出した打者こそいないが、昨夏のチーム結成から中軸を任され続ける吉田貫汰主将(3年)、河西威飛(いぶき)選手(同)は長打力と選球眼を持ち合わせる。 下位打線も粘り強く、中国大会準決勝の創志学園(岡山)戦では連打でたたみかけ、相手投手を圧倒した。 投手陣は安定感を増した最速143キロ右腕の松村亮汰投手(同)を中心に、昨秋に力投した技巧派左腕の阪上陸投手(同)、力強い速球が武器の中川央投手(同)らの継投で臨む。