大駱駝艦の村松卓矢が、煙をテーマにたっぷりの妄想を交えて踊る「煙だらけ」
「大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 村松卓矢『煙だらけ』」が6月27日から30日まで東京の座・高円寺1にて上演される。 【画像】大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 村松卓矢「煙だらけ」チラシ表(他3件) これは大駱駝艦の舞踏手である村松卓矢の新作舞踏作品。作品について村松は「今回は踊りのテーマとして取り残されの代表格としての『煙』を選び、『煙』と『我々の営み』の関係を童話的、科学的、悪魔的、淫夢的な妄想をもってたっぷりと踊り、楽しもうという魂胆です」とコメントした。 振鋳(振付)・演出・美術を村松が担当し、出演者には村松のほか松田篤史、小田直哉、坂詰健太、荒井啓汰、谷口舞、谷口美咲子、石井エリカ、椿野真世が名を連ねた。 なお28日は本作の監修を務める麿赤兒と村松によるアフタートークが行われる。 ■ 村松卓矢コメント 「煙」は現在すっかり嫌われ者で、生活空間から排除される傾向に、愛煙家は非常に肩身が狭い世の中になりましたが、かつて集落から天に立ち上る煙は豊かな暮らしの象徴でもありました。 生活環境の変化に伴って世の価値観は変わり、次第に私と世間のズレは巨大になり、船はとっくに出発してしまっていて、どこかに取り残されてしまったような昭和育ちの私であります。 ……と、いうことで今回は踊りのテーマとして取り残されの代表格としての「煙」を選び、「煙」と「我々の営み」の関係を童話的、科学的、悪魔的、淫夢的な妄想をもってたっぷりと踊り、楽しもうという魂胆です。 皆様のご来場を心よりお待ちしております! ■ 大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 村松卓矢「煙だらけ」 2024年6月27日(木)~2024年6月30日(日) 東京都 座・高円寺1 □ スタッフ 振鋳・演出・美術:村松卓矢 監修:麿赤兒 □ 出演 村松卓矢 / 松田篤史 / 小田直哉 / 坂詰健太 / 荒井啓汰 / 谷口舞 / 谷口美咲子 / 石井エリカ / 椿野真世