マカオ治安警察局（資料）＝本紙撮影

　マカオ治安警察局は7月18日、店舗のレジで行列に並んでいた2人の女性に対し、後方から下半身を押し当てる痴漢行為をしたとしてマカオの高校に通う男子生徒（16）を逮捕したと発表。 　同局によれば、同月13日にマカオで就労する40代の女性がマカオ半島北部の關閘エリアにある店舗のレジで行列に並んでいたところ、臀部に硬いものが当たる感覚があったため振り返ったところ後方に男がいたことがわかったが、その際は気に留めなかったものの、翌日付近を通りがかった際に同じ男が別の女性の臀部に身体を押し当てているのを見かけ、自身が同じやり方で痴漢被害に遭ったのではないかと感じて警察へ通報するに至ったとのこと。 　通報を受けた同局が16日に現場付近で男を発見し、身柄を確保。男は同局の調べに対して二度の痴漢行為を認めた上、動機について容姿にひかれたなどと供述したという。同局では、男をセクシャルハラスメント罪で検察院送致するとともに、社会福祉を担当する社会工作局にもフォローアップのための連絡を済ませたとした。