大阪ミナミのスナック店で“昏睡強盗”か 中国籍の女4人逮捕 客のクレカで18万円の不正決済
大阪市中央区のスナック店で、客にアルコール度数の高い酒を飲ませるなどし昏酔状態にさせたうえで、財布からクレジットカードを抜き取り、不正な決済をしたとして中国籍の女4人が逮捕されました。 昏酔強盗などの疑いで逮捕されたのは、いずれも中国籍で大阪市に住むリン・チュアンイン容疑者(50)、ガオ・リユン容疑者(46)、ユ・ミン容疑者(55)、フ・アイチン容疑者(48)の4人です。 4人は今年5月、大阪市中央区宗右衛門町のスナック店で、40代の男性に対しアルコール度数の高い酒を半ば強引に飲ませて意識がない状態にし、男性の財布からクレジットカードを抜き取り、店内の端末で虚偽の飲食代金約18万円を決済した疑いが持たれています。 警察は4人の認否を明らかにしていません。 警察によりますと、女らは路上で男性に声をかけ強引に店に連れて行ったということです。 虚偽決済後、男性のクレジットカードを財布に戻したうえで3人が意識の無い男性を店の外に運び出し、放置していたとみられています。 警察によりますと、付近で同様の被害相談がことしに入って約30件あり、半数以上がこのスナック店に関する相談で、被害総額は約500万円に上るということです。 警察はスナック店の稼働実態などを調べる方針です。
ABCテレビ