那須川天心「気持ちっしょ! の精神で常に走りました」…帝拳ジムのホープ4選手が千葉・成田合宿打ち上げ
プロボクシングWBA世界バンタム級(53・5キロ以下)7位・那須川天心ら、帝拳ジムのホープ4選手が千葉・成田市内のゴルフ場で行うキャンプを17日、打ち上げた。今回参加しているのは天心のほか、WBOアジアパシフィック・フェザー級(57・1キロ以下)王者・藤田健児、WBA世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)13位・村田昴、WBA世界バンタム級11位・増田陸。11日にスタートし、7日間行われた。 中村正彦トレーナーの下、早朝は長距離、午後はシャトルランなどで下半身の強化を行った合宿が無事終了。7月にもプロ4戦目が予定される天心は「今回は雨が一度も降らず全てフルマックスのトレーニングで過去の中で一番ハードだったと思いました!めちゃくちゃ疲れた、とか関係ないっしょ、気持ちっしょ!の精神で常に走りました。人間終わってみると少し寂しくなるもんですね、来年にはまたやりたいなと思いました!また強くなれました!!お疲れ様でした!」とコメント。 藤田は「最終日は天気が良くなかったのでプールトレーニング!しっかり追い込んで合宿締めくくりました!今までの3回よりキャンプに慣れてきた分トレーニングの質が上がってきたのでいつもより体の芯から疲れた気がします。しっかり追い込めた証拠ということにしておきましょう!笑。明日からはまず疲れを抜いて1週間ずっと走り込んでたので、早く大好きなボクシングしたいですね!次戦に向けて突っ走ります!!」と充実の合宿を振り返った。 3度目の合宿となった増田は「身体も心もより一層強くなりました。チームの絆もより深まった気がします。ジムワークが楽しみですし、早く試合をやりたいです。次の試合は日本バンタム級タイトルマッチ挑戦の予定です。しっかり勝って世界戦へ向けてアピールしたいです。バンタム級が戦国時代と言われていますが、いつでも闘えるように刀は常に研ぎ澄ませています」と2度目の日本タイトル戦への思いを強くした1週間となった。 村田は「練習以外の時間はサウナに行ったりご飯の時みんなで色んな話をして楽しく過ごせたキャンプでした!!東京に戻ってからも引き続き自分でもしっかり走り込みながら次の試合に向けてジムワークも頑張っていきます!!これからも頑張りますので応援よろしくお願いします」と公私ともに意味のある合宿だったことを喜んだ。 戦績は25歳の那須川が3勝(1KO)、30歳の藤田が6勝(3KO)、27歳の村田が6勝(6KO)、26歳の増田が4勝(4KO)1敗。
報知新聞社