来場者が見守る中、白銀門に投影されたプロジェクションマッピング＝９日夜、那覇市・首里城公園（竹尾智勇撮影）

　沖縄県主催の首里城復興イベント「首里城ファンタジアナイト」が9日、那覇市の首里城公園で開催された。参加者は、普段は閉園時間で見られない、ライトアップされた幻想的な夜の城郭内を巡った。 【写真】「沖縄三大夜景」を望める公園から「為朝岩」までキラリ　浦添グスクの遊歩道　住民が手作りの電飾で彩る 　琉球王朝時代の役人が、タイムスリップし城郭内を案内するという設定で、正殿の復元現場など7カ所を案内した。最終ポイントの白銀門では、復元過程の映像が、プロジェクションマッピングで城壁に映し出された。 　中城村から子どもと訪れた赤嶺泉さん（32）は「日中とは違う幻想的な空間が心地良かった。ガイドも工夫されていて、子どもたちも楽しめた」と満足していた。（社会部・城間陽介）