海陽町で撮影の県指定天然記念物「ヤッコソウ」の映像 四国放送の「けんみんBOX」に届く【徳島】
四国放送の「けんみんBOX」に、徳島県海陽町で撮影された県指定の天然記念物「ヤッコソウ」の映像が届きました。 ヤッコソウは、シイの木の根に生える熱帯性の寄生植物です。 葉緑素を持たないため全体が乳白色で、大きさは2~3cmほど。 大名行列の「奴」が袖を広げた姿に似ていることから、その名がついたと言われています。 海陽町では2か所でヤッコソウを見ることができ、このうち海陽町奥浦の妙見山では、10月31日、愛らしい姿のヤッコソウが落ち葉の隙間からひょっこりと顔をのぞかせていました。 妙見山のヤッコソウは、1954年に徳島県の天然記念物に指定されています。 海陽町観光協会によりますと、11月初めごろに姿を見せはじめ、今がちょうど見ごろとなっており、11月末ごろまで楽しめるということです。