小池都知事が定例会見1月12日(全文1)平昌五輪、出席の予定はない
観覧方式変更について
時事通信:ありがとうございます。シャンシャンの観覧方式変更ということで、ますます盛り上がりそうなんですけれども、健康状態が、観覧エリアを広げて、見に来られる方を増やしても問題ないだろうという判断の下で、最初は少し限定されていたというのは、そういう配慮があったと思うんですが、そういうことなんですか。 小池:そうですね。十分、子供のころからだいぶすくすく育ってきて、元気そうだということで、心配はないだろうという、上野動物園の専門家の判断でございます。考えてみれば野生のパンダもいっぱいいるわけで、それを、いっぱいでもないですかね、いるわけで、そういう意味では、こうやって広げたり、時間を延ばしたりということにも、十分、耐えられるということだと思います。
平昌五輪には出席する予定はあるのか
時事通信:ありがとうございます。もう1つが、1カ月を切った、平昌五輪の件でちょっとお伺いしたいんですが、東京五輪とは、冬季と夏季でちょっと性格は違うと思うんですけれども、知事が開会式にご出席されるですとか視察に出掛けられるといった、そういったご予定はありますでしょうか。 小池:結論から申し上げますと、私は出席の予定はしておりません。リオの大会のときは、直前の夏季大会、夏の大会の運営状況などを自ら確認をするという視察の意味もございました。そして参考にするためということで参ったわけであります。それともう1つは、リオのときは、オリパラの旗を預かるという明確な私は次の開催地、夏のオリンピック・パラリンピックの開催地としての、旗の受け渡しという、受けるほうですね、その役目がございましたもので、リオのほうには参りましたが、今回は、それの役割は特にございません。ということで私自身は行かない、出席はしないということでございます。 時事通信:関連してなんですけれども、平昌五輪に北朝鮮も選手団を派遣するっていうことで、北と南で、朝鮮で合意したみたいなんですけれども、それについてはどのような受け止めをされてますでしょうか。 小池:そうですね、オリンピックは政治は関係ないといいつつ極めて政治的で、参加するしないをある種のカードに使ってきて、今は大変それは効果を発揮しているのではないかと。逆に言えばそのカードを持っているが故に実際に始まるまでそのカードが使えますよね。じゃあ行きませんよというね。ということで大変、その意味でも北はたくみだというふうに思います。今回、いずれにしましてもできるだけ多くの選手が参加をするということで、オリンピック、平昌オリンピック・パラリンピックが盛り上がることは、これは普通に期待したいと思います。 時事通信:ありがとうございました。幹事社からは以上となります。各社よろしくお願いします。 【連載】小池都知事が定例会見2018年1月12日 全文2へ続く