全焼した民家（右）。道を挟んだ民家も延焼した＝大町町大町

　27日午前10時ごろ、杵島郡大町町大町の男性（81）の民家から出火しているを近くの住民が気づき、110番した。木造2階建てを全焼、幅約5メートルの町道を挟んだ南側の木造2階建ての民家に延焼し全焼した。約2時間20分後に鎮火し、男性の住宅の焼け跡から性別不明の1人の遺体が発見された。身元の確認を進めている。 　鹿島署によると、男性は50代の長女と40代の長男の3人暮らしで、火災発生後に長男と連絡が取れなくなっている。延焼した民家で1人暮らしの50代男性にけがはなかった。出火原因などを調べている。