ジュリア、林下ら旗揚げ前のマリーゴールド勢がノアのマットで存在をアピール。写真：NOAH

　プロレスリング・ノアはNOSAWA論外がアシスタントディレクターを務める『MONDAY MAGIC』のビッグショー『WRSTLE MAGIC 2024』5.4東京・両国国技館大会を開催した。第８試合では、『MONDAY MAGIC』ではレギュラーの野崎渚＆愚零闘咲夜＆高瀬みゆきに、マーベラスの彩羽匠を加えた連合軍が、スターダムを退団して5.20東京・後楽園ホール大会での旗揚げ戦を控えている新団体マリーゴールドのジュリア＆林下詩美＆MIRAI＆桜井麻衣と対抗戦を行なった。 【動画】マリーゴールド総出でノア女子連合軍をからめ捕る！ 　マリーゴールド勢は４月15日に旗揚げ会見を終えると、その足で東京・新宿FACEで開催されていた『MONDAY MAGIC』にロッシー小川代表とともに来場。咲夜がロッシー代表に毒霧を噴射すると、その前週に論外の要望により、両国大会は決まっていたジュリアが対抗戦を提案。その後、この８人は大乱闘に発展し、今回のカードが決定した。 　まず、ロッシー代表とともにマリーゴールド勢が姿を見せると、ジュリアがマイクを持って「『WRSTLE MAGIC』にお越しの諸君！ご機嫌よう。今日は５月20日に旗揚げするマリーゴールドの宣伝に来ましたよ。お前ら！　盛り上がる準備はできてるのか？　超女両国列伝の始まりだ！」と我がもの顔でアピール。これを受けて連合軍が入場。連合軍はジュリアに狙いを定め、マリーゴールド勢は野崎を狙っていく。全員が出し惜しむことなく大技の連発に場内が盛り上がる中、この試合の鍵と思われたグレート・ムタの娘である咲夜の毒霧が野崎に誤爆。これを勝機と見たジュリアはバックドロップからノーザンライトボムで一気に仕留めて野崎からカウント３を奪取。マリーゴールド勢が勝利を収めている。 　試合後、まずジュリアがマイクを持つと「おい！　言いたいことは貴婦人が喋ってくれるんだよな」と桜井に振ると、「はじめまして！　両国国技館にお集まりの庶民の皆さまごきげんよう！　今日は私たちマリーゴールドが寄せ集め庶民レスラーを征伐して差し上げましたわ！」と桜井がスターダム時代と変わらぬ貴婦人劇場を繰り広げるが、ブーイングが発生。これには「おだまり！　私たちはこれから豪華屋形船に乗って隅田川を一周してきますが、あなたたち庶民は両国名物の焼き鳥で我慢しなさい！」と庶民の声を断ち切った。 　最後に再びマイクを持ったジュリアは「ノア女子寄せ集め集団！　こんなもんかよ？　まだまだ足りねえからよ。続きがあるよな？　楽しみにしてくれ。ということで、アリべデルチ、またな！」と続編の可能性を匂わせてバックステージへ。