【オリックス】負け惜しみではない…連勝止まった中嶋監督「完全にノーベース」先制点判定に疑問
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-5阪神>◇13日◇京セラドーム大阪 オリックスは今季最長だった7連勝が止まった。中嶋聡監督(55)は4回の先制点を巡る審判の判定に疑問を呈した。 【写真】中嶋監督が疑問を呈した場面 1死二、三塁から梅野のゴロを遊撃紅林が捕球し、本塁へ送球。タッチプレーはきわどい判定ながらセーフで、リクエストしたが覆らず。結果的に紅林の野選となった。これに試合後の指揮官はもの申した。 「紙一重ですかあれ。完全にタッチで(走者の)手が上がってるでしょ。ノーベースですよね。原口選手本人が一番わかってるんじゃないですか。だからベンチ帰ってきた時に顔が違ったみたいですけどね。それすら見れないのかって話ですよね。リクエストでね。完全にノーベースでしょ、誰が見ても。どの映像でそれがあったのかを聞いてみたい気はしますけどね。今回は言います」 試合の流れとしても大きなプレーだけに、発言は止まらない。「別にこれ、負け惜しみでもなんでもなく、あそこは大きな(プレー)。あの後に打たれてたかもしれないですし、どうなってたか分かりませんけれども、大きなプレーではありますよね」。 今季もこれまで、微妙な判定に泣かされたケースがあった。中嶋監督は「多分どのチームでもあると思うんですけどね。うちだけじゃないと思いますし。でもね、せっかくそういう制度(リクエスト)があって、映像があるんでしたら、しっかり見ましょうよって言いたいですけどね」と強い口調で言った。 ▽オリックス森(右太もも裏痛から1軍復帰。8回代打も遊飛)「たくさん声援してもらったので、何とか打ちたいなと思ったけど、明日打てるように」 ▽オリックス田嶋(5回4失点で3敗目)「四球から失点してしまったところを反省しなければいけない」