ミッキー・カーチスの人生と歌を刻む「運命屋」。細野晴臣作曲の主題歌が流れる予告編、著名人コメント公開
今年86歳を迎えたミッキー・カーチス。その芝居と歌をフィルムに残すべく、自然豊かな北海道名寄市を舞台に制作した短編「運命屋」が、11月2日(土)より札幌・シアターキノで先行公開、11月8日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。 「運命屋」予告編 細野晴臣が作曲した、ミッキー・カーチス12年ぶりの新曲にして映画の主題歌となる「面影ノスタルジア」が流れる予告編が到着した。 人生で一番大切なものは何かを問う元ミュージシャンの時雨奏(ミッキー・カーチス)は、人の記憶と命を管理する“運命屋”のイオリと出会い、最期の決断を前に奇跡の瞬間を迎える──。 企画・プロデューサーとイオリ役を務めるのは、ミッキーを人生の師と仰ぐ広山詞葉。脚本・監督を担うのは映像作家の森田と純平。音楽はミッキーにオファーされた細野晴臣(主題歌)とSUGIZO(劇伴)が手掛ける。
〈コメント〉
■立川志らく(落語家) ミッキー・カーチス、日本のエンターテイメント界の最大スター。またの名をミッキー亭カーチス。 立川流の落語家で志らくの弟弟子。そんなミッキーさんの人生を凝縮したような映画。 ハーモニカ、落語口調、悪ふざけ、そして歌声。それらを哀愁で包み込んだ最高のエンターテイメント。 ラストシーンの粋さ。傑作です! ■中尾ミエ(歌手・俳優) 「音楽の魅力」と「人生において本当に大事なこと」とは何か、をミッキー・カーチスさんが素晴らしい演技で教えてくれました。「歌えば思い出すんだよ。歌なんてそんなもんなんだよ。」まさにその通りだな、と。 全ての記憶が無くなっても、音楽を聞けばその当時が蘇る、そんな魔力が音楽にはあります。 私も、つくづく音楽をやっていてよかったなと思いました。 ■小泉今日子(俳優・歌手・プロデューサー) 運命のコントロールを回避する音楽。 だからみんな音楽に笑って、泣いて、信じて、愛するんだな。 愛が溢れた映画に拍手。 自分を信じて作品を作り続けているプロデューサーの広山詞葉にも拍手。 ■堤幸彦(映画監督・演出家) ミッキー・カーチス、細野晴臣、SUGIZO、そのラインナップをみて、1960年代からのロックファンが動かないわけにはいかない。 しかしそこを超える自然体の物語にじんわり感動、どころかずっと“その意味”を考えてしまう。 それは監督・森田と氏、そして最近もっとも推しプロデューサー・広山詞葉さんの「純朴な狙い」に、脳の一部が反応したからに他ならない。見事だ。見事な短編だ! ■マギー(俳優・脚本家・演出家・ミッキー亭一門) 佇まい、息遣い、眼差し、微笑み。台詞ではない『・・・』に込められる情感。 齢を重ねてこそ薫る深い味わい。 『ただ、そこにいれば、ものがたり』。 我が師ミッキー・カーチスの存在感が北海道の空をも優しく包みこむ。 ■小山薫堂(放送作家・脚本家) やわらかな時間の中で紡がれる物語を観て、今は亡き人生の師に言われた言葉を思い出した。 「人はね、いい思い出だけを持って老いてゆくんだ。だから恐れずに、色々な思い出をつくればいい」 ちいさな奇跡が胸に沁みる人生最期の七日間。 限りある自分の運命を考えるきっかけを、この作品からいただきました。 ■倉本美津留(放送作家) その昔ミッキー・カーチスはロックンロールをもたらし我々の国をイカした音楽で目覚めさせた。 そして66年経った今、この映画の音楽でまた、我々を覚醒させる。
「運命屋」
出演:ミッキー・カーチス、広山詞葉、伊原卓哉、菊地梨希、高平桃見、ニンジャ、竹江維子、甲本雅裕、橋爪功 脚本・監督:森田と純平 音楽:SUGIZO プロデューサー:広山詞葉 ラインプロデューサー:道上寿人 撮影監督:大川原諒 主題歌:「面影ノスタルジア」ミッキー・カーチス(作曲:細野晴臣 作詞:森田と純平/細野晴臣) 2024年/日本/25分/カラー/シネスコ/ステレオ 配給:フリック ©︎2024映画「運命屋」 公式サイト:https://www.unmei-ya.com/