原爆死没者名簿の記帳始まる 新たに4100人 広島
8月6日の原爆の日を前に、新たに死亡が確認された被爆者の名前を死没者名簿に書き加える作業が始まりました。 広島市の元職員で自らも被爆者の女性2人が、去年8月6日以降に亡くなった被爆者の名前や年齢などを丁寧に書き込みました。 名簿にはこれまでに33万9240人の名前が記されていて126冊にのぼります。 去年の8月6日以降、6月2日までに4100人の死亡が確認されているということです。 名簿記帳者 池亀和子さん(82)「原爆投下から79年が経ちました。皆さんのご冥福を祈りながら一字一字丁寧に書いていきたい」 記帳は8月5日まで行われ、平和記念式典で原爆慰霊碑に納められます。