チームに”衝撃”…まさかの2軍落ちとなった大物(3)阪神・岡田監督が”苦言”で
後半戦を迎えようとしている2024年シーズンのプロ野球。今季はここまで主力打者の不振が目立つシーズンとなっており、各球団で大きな誤算に。チーム成績にも大きく影響するため、早期の復調が待たれる。そこで今回は、今季二軍落ちを経験した大物を紹介したい。(今季成績は交流戦終了時点のもの)
佐藤輝明(阪神タイガース)
・投打:右投左打 ・身長/体重:187cm/96kg ・生年月日:1999年3月13日 ・経歴:仁川学院高 - 近畿大 ・ドラフト:2020年ドラフト1位 今季は攻守で精彩を欠き、二軍降格を命じられた佐藤輝明。チームの打線も苦しい状況となっているだけに、復調が待たれている。 近畿大から2020年ドラフト1位で阪神タイガースに入団すると、ルーキーイヤーから持ち前の打棒を発揮。53打席連続無安打と長いスランプもあったが、同年は126試合の出場で打率.238、24本塁打、64打点と新人離れした数字を収めた。 昨季も一時は打撃不振に陥り、二軍降格を経験。それでも、9・10月度の月間MVPに選出されるなど挽回した。 同年は最終的に132試合に出場して打率.263、24本塁打、92打点をマーク。また、左打者においてNPB史上初の新人から3年連続20本塁打の快挙を達成した。 しかし、今季は開幕から打撃の状態が上がらず、三塁守備でも失策を連発。5月15日にはついに二軍へ降格となった。 それでも、再調整を得て6月7日に一軍復帰。現時点で不振脱却には至っていないが、前年のような巻き返しに期待したい。
ベースボールチャンネル編集部