【レスリング】「アッコにおまかせ!」準レギュラーの日下尚が普及に意欲「危機感を持っている」
パリ五輪のレスリング男子グレコローマン77キロ級金メダル・日下尚(三恵海運)が他競技との〝待遇差〟を明かした。 11日に閉幕した真夏の祭典では金8個、銀1個、銅2個と世界に日本の強さを証明。全日本学生選手権が行われた東京・駒沢屋内球技場で握手会に参加した日下は、持ち前のキャラクターでメディアにも多く露出している。「『アッコにおまかせ!』の準レギュラーの日下です」と改めて自己紹介した上で「バラエティーとニュース番組、両方出させていただいているが、バラエティーはめちゃくちゃ面白い。ありがたいことに反響があって、忙しくさせていただいている」と感謝を口にした。 その一方で「レスリングを生まれ変わったらもう1回やるのかと考えた時にやるかな?という感じ。優勝した時の反響のデカさとかも他の競技より遅れていると思うし、努力のベクトルが同じだとしても、その努力分が返ってこない」と分析した上で「他の競技は選手に対してマネジャーとかつけて、その選手のマネジメントをしている。まじかよ、そんな世界全然知らないって思った。レスリングはめっちゃくちゃ遅れている」と顔をしかめた。 だからこそ、今後も精力的にレスリングの魅力を発信していく構えだ。「本当にすごい危機感を持っている。どんどんメディアに声がかかれば出ていきたい。協会の(富山英明)会長とも話す機会があったが、自分たちが意見を出していけば、上の方もやりたいという意見をもらったので、どんどん積極的にアクションしていく」と力強く語った。
東スポWEB