ドジャース・大谷翔平投手（ＡＰ）

◆米大リーグ　ドジャース―ダイヤモンドバックス（３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） 【写真】最近“悪顔”がマイブームの大谷翔平 　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が３日（日本時間４日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・ダイヤモンドバックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２試合連続の２８号本塁打に期待がかかる。 　前日２日（同３日）の本拠地・ダイヤモンドバックス戦では、７回の４打席目に、一時逆転となる２７号２ラン。打球速度１８０キロ、飛距離１３２メートルの特大弾を右中間席に運んで、打球を見つめるようにしてしばらくは歩き始めることすらない圧巻の一打だった。三塁打を残すのみの５打数３安打２打点でサイクル安打に王手をかける大暴れに「ビハインドでランナー一塁でしたし、何とか後ろの２人につなげればいいかなと思っていたんですけど、たまたま甘い球が来たので、ああいう形で長打に出来てよかったと思います」とうなずいていた。 　６月はリーグトップの１２本塁打、２４打点をマークしながら、この日発表された月間ＭＶＰには選出されなかった。それでも７月初戦だった前日の２日（同３日）から圧巻の活躍。イチロー、松井秀に次ぐ日本人３人目の通算５００打点も達成し、日本人初のメジャー通算２００本塁打までも残り「２」に迫っている。さらに盗塁を決めれば、米通算１０３盗塁で松井稼（１０２）を抜いて、イチロー（５０９）に次ぐ日本人単独２位に浮上。２日（同３日）終了時点で２７本塁打と打率３割２分はリーグトップの２冠で、打点トップのボーム（フィリーズ）までも４差に迫っている。 　前日２日（同３日）終了時点で大谷はチーム８６試合中８３試合に出場し、３２８打数１０５安打（リーグ２位）の打率３割２分（同１位）、２７本塁打（同１位）、６４打点（同３位）、６９得点（同１位）、長打率６割４分６厘（同１位）、ＯＰＳ１・０４８（同１位）をマークしている。