“ごみ”には出しにくい…古い数珠って、どうやって処分する? 僧侶の回答が深すぎる
僧侶は数珠が切れたらどうする?
では、毎日のように数珠を使う僧侶は、古くなった数珠をどのように処分しているのだろうか。若麻績さんは「数珠のひもが切れてしまうことはあるが、修理をしたり、サイズが合わなくなったら石を追加したりして長く使っている」と話した。「仏具や仏壇に限らずだが、物を何度も買い替えることを前提にすべきではない。長く、大事に使うに越したことはない」
数珠は、仏具店などで“修繕できる物“と初めて知った。祖母に仕立ててもらった数珠は、今の自分には小さくなったが、石を追加してひもを長くすれば使える大きさになるのだ。記者は長年使って愛着がある数珠を捨てずに、大人用に修繕することにした。祖母からもらった数珠を、これからも大切に使っていきたい。