ホーバークラフトがガードレールに接触する事故 プロペラ部分の一部を損壊 大分空港で訓練中 操縦ミスが原因か
航路復活に向けて訓練中のホーバークラフトが8日午前、大分空港にあるガードレールに接触する事故がありました。県によりますと、今のところけが人はいないということです。 【写真を見る】ホーバークラフトがガードレールに接触する事故 プロペラ部分の一部を損壊 大分空港で訓練中 操縦ミスが原因か 県によりますと午前8時前、ホーバークラフトの運航会社から「大分空港の発着場のガードレールにホーバークラフトが接触した」と県に連絡がありました。 今のところけが人の情報はないということです。 運航会社によりますと、8日から操縦士の訓練が開始され、2人の操縦士が乗り込み、大分空路の発着場へとつながる航走路を走っていたところ、船体の後方が進行方向右側のガードレールに接触しました。操縦ミスが原因とみられています。 船体の後方にあるプロペラの一部などが損壊していて、修理が必要で訓練の再開は未定だということです。 運航会社は8日午後、記者会見を開き、詳しい事故の状況などについて説明する予定です。 ホーバークラフトについては航路復活に向けて操縦士の訓練が始まっていて、4日には運航事業者の関係者らが出席して一番船「Baien(バイエン)」の安全祈願祭を行っていました。 予定より2か月あまり納入が遅れた一番船は、10月に県から運航事業者への貸し付け契約が完了。訓練には約20人の操縦士が参加する予定です。 2番船の納入も遅れていることから訓練は当面1隻のみを利用して行われるものの、県は今年度中に就航させる計画です。
大分放送