「旅行や趣味に使った」登米市迫体育館の女性職員が約1000万円横領 全額返済で被害届は出さず〈宮城〉
仙台放送
宮城県登米市の体育館に勤務する女性職員が公金約1000万円を横領したとして、指定管理団体は、12月20日にも職員を懲戒解雇する方針です。 懲戒解雇されるのは、登米市迫体育館に勤務する「文化・スポーツクラブはさま」の30代の女性職員です。 クラブによりますと、職員は登米市が支払った指定管理料などの会計を担当し、2021年から11月にかけてクラブの預金口座から978万円あまりを引き出し横領したということです。 監査による発覚を恐れた職員が警察署に出頭したことで事案が発覚しました。 職員はクラブの調査に対し「旅行や趣味に使った」と話していて、被害額を返済したことから、クラブは被害届を提出しないということです。
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