トランプ氏次男妻、上院議員への転身目指さず ルビオ氏の後任
Jasper Ward [21日 ロイター] - トランプ次期米大統領の次男の妻であるララ・トランプ氏は21日、フロリダ州の上院議員を目指さない考えを明らかにした。ララ氏は一時、次期政権の国務長官に指名されたマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)の後任として、上院議員に転身することに意欲を見せていた。 ララ氏は2024年の選挙に向けて共和党全国委員会(RNC)の共同委員長を務めた。今月上旬のAP通信のインタビューで、ルビオ氏の国務長官就任が正式に決まった場合に空席となる上院議員ポストについて「真剣に検討する」と語った。 ララ氏は今回、Xへの投稿で熟考の結果、上院議員候補から身を引くことを決めたと説明した。 1月に「重大発表」があるとも語ったが、詳細は明らかにしなかった。ララ氏は、公務に情熱を持ち続けており、将来また務めることを楽しみにしているとした。 ルビオ氏の後任はフロリダ州のデサンティス知事が選ぶ。デサンティス氏は先月、複数の後任候補から既に強い関心が寄せられているとし、1月初旬までに選出する見通しと述べていた。