Number_i 初単独公演駆け抜けた!9月に初フルアルバム発売、10月から全国7か所ツアー開催も発表
元「King&Prince」の平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)で結成した3人組「Number_i」が20日、東京・有明アリーナで、18日から3日間行われたグループ初となる単独公演の最終日を迎えた。 3人とファンが熱望した瞬間が訪れた。和をイメージしたステージで、桜吹雪が舞い散る中から3人が登場すると、花びらを吹き飛ばすかのような熱気と大声援が会場を包み込んだ。 黄色い歓声が鳴りやまない中、平野は客席に向かって「結構ちゃんと見えているからね」とあおり、岸は「僕たちだけを見てくださいね」と色気たっぷりに呼びかけた。デビュー曲「GOAT」、平野プロデュースの楽曲「BON」など、激しいダンスパフォーマンスを披露しつつ、ステージ上を縦横無尽に動き回り、時にはムービングステージも駆使しながら、会場の端から端まで足を運び、全力で手を振った。全16曲を熱唱しファンの期待に応えた。 神宮寺は充実した表情を浮かべて超満員の会場を見渡した。「こんなにたくさんの人が来てくださって、改めてたくさんの人に応援していただいていると再認識できます」と感謝を伝え、ステージに立てる喜びをかみ締めた。 昨年、滝沢秀明氏が率いる「TOBE(トゥービー)」に移籍し、Number_iを結成。不安なファンの思いを背負いながらも、今年1月1日にデビュー曲「GOAT」を配信し、3月には東京ドームでTOBE所属アーティスト全員でライブを開催。4月には米カリフォルニアで世界最大級の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」の特別ステージに出演し、単独公演に向けて力をためていた。 ライブでは、初のフルアルバム「No.I(ナンバーワン)」を9月23日に発売すること、10~12月にかけて全国7か所(宮城、福井、兵庫、福岡、北海道、愛知、埼玉)を回るツアーを行うことも発表した。
報知新聞社