万一に備える 航空機炎上事故→乗客や乗員を救助 2000人が訓練
RKB毎日放送
空港で航空機事故が起きたと想定して乗客や乗員を救助する訓練が福岡空港で行われました。 【写真で見る】航空機事故を想定した訓練 ■【想定】着陸に失敗し機体が炎上 9日午後、福岡空港で行われた航空機事故の対処訓練には自治体や医療機関などからおよそ200人が参加しました。 訓練は乗員乗客300人が乗った航空機がエンジン故障を起こして、着陸に失敗し、機体が炎上したという想定で行われました。 訓練では、けがの状況から、処置の優先順位をつけるトリアージが行われ処置や搬送する医療機関を決定する手順などが確認されました。 福岡国際空港 田川真司 社長 「今年1月の羽田の事故についてもたくさんの方々を無事に救出できたというのは大きな功績だったと思います。われわれもしっかり訓練することで多くの方が助かることを目指していきたいと思います。」 福岡空港では来年の滑走路増設に伴って、安全対策をより一層徹底するため定期的に大規模な訓練を行っていく方針です。
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