<西園寺さんは家事をしない>ドラマPが語る第7話の見どころ 「仮彼氏」加入で「偽家族」一歩前進 “新キャラ”太田莉菜にも注目
俳優の松本若菜さん主演で、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんも出演する火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系、午後10時)の第7話が8月20日に放送される。今作を手がける岩崎愛奈プロデューサーが、第7話の見どころを語った。 【写真特集】松本若菜はニューヨークへ! 偽家族はどうなる? 第7話の場面カットをさきどりで
◇原作での一コマを膨らませたエピソード
ドラマは、ひうらさとるさんの同名マンガ(講談社)が原作。徹底して家事をしない主人公・西園寺一妃(さいおんじ・いつき、松本さん)と、年下で訳ありシングルファーザーの楠見俊直(松村さん)、その娘ルカ(倉田瑛茉ちゃん)の風変わりな同居生活を通し「幸せって何? 家族って何?」を考えるラブコメディー。
第6話では、横井(津田健次郎さん)の素顔が見えるシーンがあったかと思います。中でも、こども食堂のくだりは、横井の人柄を表したシーンになっていたのではと思います。この場面は、原作で横井が「時々ボランティアでシングルマザーのシェルターや困っている人たちのシェアハウスなどに料理しにいく」と一コマで話していたエピソードを膨らませたものなんです。
子ども食堂での西園寺さんとのやりとりで、横井は「家族以外にも頼れる人がいるんだぞという考えが広まってほしい」と話していますが、それが西園寺さんが思い描いてきた“偽家族”のあり方や、彼らが築いてきた関係に通ずるものがあると考えました。そう考えて入れたシーンなので、西園寺さんの中に “この人ステキだな”と感じる気持ちがグッと芽生えるものになったかなと思います。
そんな西園寺さんと横井の表情がとてもすてきで、2人の心が近づいたなと思わせてくれる松本さんと津田さんのお芝居がもう本当にすてきで。 柔らかくて優しくて、人と人との心が近づく温かさを感じました。
◇楠見の中に生まれた小さな変化
西園寺さんと横井の心が近づいていくのと同時に、楠見の気持ちが大きく動いていきそうな気配も見えてきています。楠見は、第6話の家族会議でも話していたように、西園寺さんへの特別な想(おも)いは“家族愛”であるという答えを出しています。家族として西園寺さんを大事に思っているからこそ、西園寺さんの幸せを願い、自分とルカは出ていくと言う。