東都大学野球秋季リーグ第5週第1日（22日、東農大0－9国学院大、神宮）1回戦が行われ、国学院大は東農大に9－0で勝利。今秋ドラフト候補の柳舘憲吾内野手（4年、東京・日大三高）が四回に追加点となる右越えソロを放つなど5打数3安打2打点の大暴れ。奇跡の逆転優勝へ望みをつなぐ大きな働きとなった。 まさに意地の一打だった。四回、先頭で打席に立つと4球目の130キロ直球を一閃。ぐんぐんと打球は伸びていき、右翼席へ着弾。今秋3本目のアーチとなった。一回には中前打、二回には追加点となる左前適時打を放っており、猛打賞を記録。試合開始前の時点で打率・186（43打数8安打）と不振が続いていた4年生が大一番で輝きを取り戻した。 殊勲の一打を放った柳舘は「打った瞬間だった。本塁打を打てば必ず1点以上は入る。チームが勝てるように点を稼いでいくことを最後までやり切れたら」とうなずいた。
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