永瀬廉&板谷由夏、『東京タワー』クランクイン 「2人の距離感や関係性もぐっと縮まった」
4月20日よりテレビ朝日系で放送がスタートする永瀬廉(King & Prince)主演のオシドラサタデー『東京タワー』がクランクインを迎えた。 【写真】永瀬廉が板谷由夏の肩に唇を寄せる 『東京タワー』ポスタービジュアル 本作は、直木賞作家・江國香織による同名恋愛小説をドラマ化するラブストーリー。21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史の美しくも許されない愛を描く。 主人公となる21歳の医大生・透を演じるのは、『ラストマンー全盲の捜査官ー』(TBS系)、『厨房のありす』(日本テレビ系)などの永瀬。透と20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史役で板谷由夏が出演するほか、松田元太(Travis Japan)、MEGUMIが共演に名を連ねた。 永瀬と板谷がクランクインを迎えたのは、隈研吾建築都市設計事務所。本作に登場する建築関連シーンを監修する隈の東京オフィスから撮影が始まった。 世界から注目される建築家である詩史。そんな彼女が働く建築事務所を舞台に、透と詩史の物語はスタートする。 詩史の車の下に猫が入り込んでしまい困っていたところに偶然通りかかった透。服や体が汚れることもいとわず、助けてくれたお礼に詩史は自身の事務所に透を招き入れる。穏やかな空気が流れる中、少しだけお互いのことを語った2人。これまでに感じたことのない年上の女性の魅力に、あっという間に虜になる透。そしてその日を境に、透は激しく詩史に恋い焦がれていくことになる。 今作が初共演となる永瀬と板谷。永瀬は撮影を振り返り、「物語のキモになるシーンを初日から撮影できたことで一気に距離感も関係性も縮まりました」と語った。対する板谷も「運命共同体のようなタッグが組めた」と手応えを口にし、「もうこの先は大丈夫」とコメント。 永瀬が板谷の気さくさについて「笑わせてもらったり、元気をもらったり、引っ張ってもらっています」と感謝すると、板谷は「もっと(物静かな)詩史に寄せていったほうがいいのかな……」と返した。 永瀬廉(小島透役)コメント クランクインを迎えた心境 まだ1日目、板谷さんともまだまだ初対面に近いような状態でしたが、すごく濃厚な時間を過ごした気がします。今日撮影した最後のシーンなんて、本当に物語のキモになるシーンだと思うので、それを初日から撮ったことによって、一気に板谷さん演じる詩史と透はもちろん、僕たち2人の距離感や関係性もぐっと縮まったと思います。 初日からお互いの気持ちをぶつけ合うシーンを撮ったので、今後の何気ないシーンにもいい意味で影響が出そうですし、本当にこの上ないいいスタートを切れました! 互いの印象 詩史さんと板谷さんのキャラのギャップがすごいです(笑)。素の板谷さんはキャッキャとしていて、それに笑わせてもらったり、元気をもらったり、引っ張ってもらっています。それがいざお芝居が始まって詩史さんになると、一気に艶のある女性に変身されるので、そこの差がすごい! 普段は気さくで話しかけやすいお姉さんです(笑)。僕は人見知りなので、板谷さんのように誰とでも別け隔てなく喋れるのはうらやましいです。そして板谷さんが僕と透を「イコールで見られた」と言ってくださったのも安心しましたし、初日からしっかり透に染まりつつあります。 詩史に出会って恋におちるシーンについて 詩史の一挙手一投足に釘付けになるような、詩史の所作、まとう空気にどんどん惹かれていく透の気持ちをすごく理解しながら臨みました。実際にそう感じていく自分というのもいたので、すんなり透に入っていけた気がしています。透と詩史が喋っているときの何気ない“間”みたいなものも、演じていくうちにどんどんいいものになっていくのではないかと思います。 今後の撮影への意気込み この先、透はどんどん詩史さんにのめり込んでいくので、それをどう表現していくか、ですけど、今日の感じだと一緒に過ごしているだけでそれができそうなので、そう思えたことが今日の大きな収穫でした。 板谷由夏(浅野詩史役)コメント クランクインを迎えた心境 本当に永瀬さんがおっしゃった通りで、でも今日のシーンを乗り越えられたので、もうこの先は大丈夫な気がしています。 互いの印象 私ってそんなにギャップあるんですか(笑)。もっと詩史に寄せていったほうがいいのかな……。でも私も初日ということで緊張していましたし、どんな現場も初日の特別感というのはあって、お互い探り合うようなところがあるのですが、私の中では永瀬さんと透をイコールで見られたので、いいスタートが切れました。透くんはこうやってここに佇んで、こうやって生活をしているんだろうなってイメージできるほど、すごく“透くん”でした! 透が詩史に惹かれ、恋におちるシーンについて 初日で探り探りだった部分がありましたが、空気感はすごく自然に“呼吸”ができた気がします。「あ、これが透と詩史なんだろうな」と思う場面が何度もありました。恋愛だから、2人の会話の中でいくつか呼吸が合致するところがあればいいとは思っていて、今日だけでなくこれからもそういう瞬間を探しながらやっていきたいなと思っています。 建築事務所での撮影、建築家という役柄について 素敵ですよね! 国内外のプロジェクトが進行している多忙な建築事務所を訪れる機会はなかなかないと思うので、隈研吾さんの事務所をお借りして撮影します、と聞いたときは驚きました。 建築家の役は初めてなのですが、透といるときの空気感と、仕事をするときの空気感というのは切り替えたいと思っているので、今後もそこは大切にしながら演じていきたいです。 今後の撮影への意気込み 今回初共演となる永瀬さんと、せっかく同じ作品を作るというご縁をいただいたので、パートナーとしていいものを作っていきたい。見てくださる皆さんの心を鷲掴みにするような作品にしていけるよう頑張りたいです。
リアルサウンド編集部