浜田市内でクマの目撃相次ぐ 民家の敷地に出没したケースも報告 ビワなど果実の早めの収穫など呼びかけ
島根県浜田市で、6月14日から15日にかけて、ツキノワグマの目撃情報が相次いでいて、市や県が付近のパトロールや農作物に被害がないか調べるととともに、被害にあわないための対策を呼びかけています。 ツキノワグマの目撃情報があったのは、浜田市後野町、浜田市下府町、浜田市黒川町で、詳しい場所は以下の通りとなっています。 【後野町】 ・県道・浜田八重可部線の両間口上バス停付近。 ・浜田道・浜田ジャンクション東側。 【下府町】 ・大水道の住宅地。 【黒川町】 ・県道・浜田八重可部線高佐トンネル上部付近。 このうち浜田市下府町では、15日午前6時半ごろに民家の敷地内で目撃情報があったことから、浜田市役所は特に注意を呼びかけています。 市や県は、目撃現場付近をパトロールしたり、農作物被害がないか調べているほか、 付近の住民に、被害にあわないために早朝や夕暮れ時に外出する際は、ラジオやクマ除けの鈴など、音の出るものを身につけることを呼びかけています。またクマのエサとなるビワ、ヤマモモ、桑などの果実を早めに収穫するか、不要であれば伐採するよう呼びかけています。
山陰中央テレビ