西武池袋線の高架化で、最大220mの交通渋滞が解消
東京都が、西武鉄道と進めている西武池袋線(練馬高野台駅~大泉学園駅間)連続立体交差事業で、今年1月25日に石神井公園駅付近~大泉学園駅間の高架化が完了し、事業区間の9か所すべての踏切を除却した。これにより、都道下石神井大泉線(444号線)で最大220メートルあった交通渋滞が解消するなどの効果が得られたという。 都によると、都道下石神井大泉線では混雑時の自動車平均速度が、時速10・2キロから同21・5キロと2倍以上も向上。救急車等がすぐに来るという安心感が高まるなど地元住民も効果を実感しているという。 同事業の事業延長は、約2.4キロメートル。事業費は約383億円。事業期間は、平成19年度~平成28年度。