ドラマ「マウンテンドクター」制作発表に、八嶋智人のボードを運び込む近藤公園（撮影・浅見桂子）

　杉野遥亮（28）が主演するカンテレ・フジテレビ系「マウンテンドクター」（8日スタート、毎週月曜午後10時）制作発表が3日、都内で行われ、杉野や大森南朋（52）らが登壇。会見を欠席したはずの八嶋智人（53）の話で盛り上がるなど、不在でも八嶋が存在感を放った。 　同作は、杉野演じる山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い成長していく様子を描く。今回の会見では、岡崎紗絵（28）宮澤エマ（35）Snow Man向井康二（30）近藤公園（45）檀れい（52）トラウデン直美（25）も登壇。近藤が八嶋の等身大パネルを運び込み、疑似登壇させた。 　八嶋は劇中で、山岳医療に対して懐疑的な救命救急のチーフ医師を演じる。ビデオメッセージでコメントを寄せたが、おなじみの高めテンションは画面の中でも健在。「みんなでお芝居のことを話し合いながら、山のようにマウンテンのように。芝居も高めつつやっております」とややすべり気味なメッセージに会場は苦笑いだった。 　大森とはかねて親交が深く「南朋さんとはプライベートで仲いい。お子さんの成長をお互いに話し合って幸せな感じで。本編の中ではすごいライバルですが」とパパ友の間柄。共演者との関係性についても触れた。大森は八嶋のメッセージに笑みを浮かべ「20年くらい前に共演はあるんですけど、しっかりやらせていただくのは初めて。八嶋さんが現場にいると明るくなるので助かります」と感謝した。 　八嶋劇場は止まらず、向井に向けて「同郷の奈良出身。お芝居の中では絡みないんですが、今日この会場を沸かせてくれると思ってます」と期待。プレッシャーのかかるメッセージに向井は「ハードル上がるわ！」と苦笑した。 　檀についても言及し「れいさんは、けたたましく笑う瞬間がありまして」と暴露。「羽が生えたように見える（笑い）」と腕をしならせながら上下させ、ジェスチャーで檀の“笑い上戸”ぷりを再現した。檀は「MMT（山岳医療チームの略称）ルームがあるんですけど、そこに八嶋さんがいるからなのか本当に楽しい。本番ぎりぎりまでしゃべってるから、本番が始まったときになぜかエマちゃんの顔を見たら、こらえ切れなくなって。大きな声で笑っちゃったんです」と釈明した。 　宮澤は「檀さんは、毎回けたたましく笑っているわけではないです」。向井も「奈良の人は盛るんでね」とフォロー。キャスト陣は「基本的に八嶋さんのせい」と口をそろえていた。