崎山蒼志、初の海外ツアー完走　4月からは全国9ヵ所でのライヴ・ツアーが決定

　崎山蒼志が、1月9日に台湾、1月11日に香港の2都市で初の海外ツアー〈Sakiyama Soushi ASIA TOUR 2024〉を開催しました。 　昨年、TVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」エンディング・テーマで話題となった「燈」は、台湾と香港でSpotify Viral Hits1位を獲得するなど、多くの耳目を集め、海外のファンが急増中の崎山蒼志。本公演は、海外ツアーの為のオリジナルのセットリストで構成され、昨年8月にリリースされたアルバム表題曲「i 触れる SAD UFO」からスタートし、『僕のヒーローアカデミア』第5期エンディング・テーマ「噓じゃない」、自身のデビュー曲で代表曲でもある「Samidare」、大ヒット中のTVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」EDテーマ「燈」、最新曲の「しょうもない夜」まで、アンコールを含む全20曲、約1時間30分のパフォーマンスを披露。崎山自身も初の海外渡航であり初海外ライヴという初めて尽くしの中でのライヴパフォーマンスで現地のファンを魅了しました。 　日本よりも少し遅めにライヴは始まり、崎山の登場を心待ちにする観客の期待感と熱気で十分に温まったステージに、崎山とバンドメンバー、マーティ・ホロベック（b）、GOTO（ds）が登場。同時に歓声が上がる中、1曲目は、最新アルバム曲の表題曲「i 触れる SAD UFO」でスタート。「Undulation」、『僕のヒーローアカデミア』第5期エンディング・テーマ「噓じゃない」まで一気に駆け抜け、「I Don’t Wanna Dance in This Squall」のエレクトロ・ダンスサウンドと「プレデター」でのエモーショナルでアグレッシブなパフォーマンスに大きな歓声があがり、手を挙げて音楽に身をゆだねるファンも。“崎山＝ギター弾き語り”というイメージは海外にもあったようですが、変幻自在な崎山の一挙手一投足に観客も呼応しヒートアップ。 　台湾でのMCでは、初めての台湾で食べた「ニューローメン、ハオツー（牛肉麺、おいしい）」と話したり、「ニィーメェンカイシンマ？（楽しいですか？）」と崎山が聞くと、「カイシン！（楽しい！）」と会場からの返事に、崎山も「ウォーイェースー（私も！）」と現地の言葉で観客とのコール＆レスポンス。香港でも「ンゴ ウィ ゾイ ライ ガー。ドージェー（絶対また香港に来るよ！ありがとう）」と集まったファンに直接感謝の気持ちを伝えました。 　ライヴ後半は「国」のしっとりギターの弾き語りで、改めて崎山蒼志の原点を体感する時間に。ギターを置きマイクで披露した「Pale Pink」では縦横無尽にステージを駆け巡り、会場も再燃。ライヴ終盤、「過剰/異常」からバンド・サウンドでの「Samidare」を披露したのち、ラストは満を持しての「燈」。一緒に口ずさむ観客の姿もみられ、改めて会場全体が幸せな一体感に包まれました。 　台湾・香港ともに、ライヴ終了後もミート＆グリートで地元ファンとのサイン会と2ショット撮影会を開催。滞在時間目いっぱいにファンとの交流を楽しんだ崎山は、「ライブはとても緊張しましたが、皆さんがとても温かく迎えてくださって嬉しかったです。また、たくさんの楽曲をお届けできるように頑張ります」とコメント。改めて、崎山蒼志の楽曲の幅広さを披露し、初海外での手ごたえを十分に感じた2日間となりました。 　なお、崎山蒼志は、新たに4月からスタートする全国9ヵ所でのライヴ・ツアー〈Band Tour 2024 “春の滲み”〉を発表。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。 photo by @jr_film_tw photo by @moolai_with_noise