岸田内閣支持率低迷が続くも6月に解散か?総裁選をにらんだ岸田総理の戦略を解説!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
解散は6月が濃厚!その理由とは?
MC山本が解散総選挙の時期について問うと、今野氏は「僕はもう、会期末解散論者ですよ」と6月の解散に言及。また、4月の補選にあわせた解散の可能性にも触れました。 その理由にあるのが9月の総裁選です。今野氏は「このまま突っ込んで自分が再選できると思っているとしたら、いくら鈍感力があるといっても相当」とコメント。総裁選のために解散を打つのではないかと予想しました。 4月の補選は現時点で島根1区、長崎3区、柿沢未途氏が3月15日までに議員辞職すれば東京15区の3つで行われます。 2021年4月にも3つの補選があり、この時は自民党の全敗。菅義偉内閣は解散を打つことができませんでした。 もし、岸田内閣が4月の補選で敗れればこの時と同様、解散できずに総裁選に突入することに。それを避けたい岸田総理が4月の補選にぶつける形で解散を打つ可能性はある、と今野氏は予想しました。 今野氏「解散打たなかったら岸田さんは退陣するのかしないのか、みたいな話になっちゃうと思うんですよ」 解散時期は4月の補選なのか、6月の国会会期末なのか。岸田総理はどのようにリスクを捉えているのでしょうか。 今野氏は、今後の政治改革に世論がどう反応するのかが重要なポイントになると語ります。 また、6月にスタートする減税もポイントとのこと。今のところ歓迎ムードではありませんが、金額が目に見える形で表れたときに、国民の反応が上向きになる可能性は十分にあると今野氏は考えているようです。
日々の取材からも感じるところはあるようで「政権の幹部を取材している感じは、6月に向けて色々準備している節がある」とコメントしました。 今野氏「6月に解散を打てないまま終わる可能性もあるけど、狙ってくる可能性は十分高いと思います」 また、今野氏は自民党内の状況の変化にも言及。派閥が流動化することで総裁選の戦略が難しくなった一方で、派閥の意向を気にせずに解散を打てる状況になりつつあるとのことです。 今野氏「派閥がなくなるってことは、一次的にせよ権力が集中するってことですからね」 派閥解消の動きが解散の時期にも影響することは間違いないとのこと。引き続き自民党の動きから目が離せません。