【バレー】VリーグV3女子 最終節で直接対決を制した倉敷が初代女王
バレーボールの国内リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION3 WOMEN(V3女子)は2月25日(日)にV・レギュラーラウンドの全日程が終了した。同カテゴリーではV・ファイナルステージを行わないため、V・レギュラーラウンドの結果をもって最終順位が確定。倉敷アブレイズが初代女王の座についた。 V3女子順位推移表(2月25日終了時点) 前節に首位の座を明け渡した倉敷が、25日に行われた今季最終戦で、首位のアルテミス北海道と直接対決。両チームは今季これまでV・レギュラーラウンドで4度対戦し、2勝2敗だった。優勝を懸けて行われた今季5度目の対戦は、お互いに譲らずセットを取り合う展開となり、フルセットへともつれ込んだ。迎えた最終セットは倉敷が先行。アルテミスも追い上げを見せるが逆転はかなわず、倉敷が接戦を制した。この結果、両チームの勝敗数は並んだが、1ポイント差で上回った倉敷が優勝を勝ち取った。 また、全日程終了に伴い個人賞も決定。最高殊勲選手賞には倉敷の田辺咲来が選ばれた。
最終順位と個人賞は下記の通り。 〈最終順位〉 最終順位/チーム名/レギュラーラウンド勝敗/ポイント 優勝/倉敷アブレイズ/11勝4敗/32 準優勝/アルテミス北海道/11勝4敗/31 3位/カノアラウレアーズ福岡/8勝7敗/27 4位/ヴィアティン三重/0勝15敗/0 〈個人賞〉 【最高殊勲選手賞】 田部咲来(倉敷アブレイズ) 【敢闘賞】 小室祐里(アルテミス北海道) 【最優秀新人賞】 湊 ひかり(カノアラウレアーズ福岡) 【得点王】(最多得点) 小室祐里(アルテミス北海道) 297得点 【スパイク賞】(アタック決定率) 井澤天音(アルテミス北海道) 40.9% 【ブロック賞】(セット当たりブロック決定本数) 井澤天音(アルテミス北海道) 0.96本 【サーブ賞】(サーブ効果率) 永澤詩音(アルテミス北海道) 13.9% 【サーブレシーブ賞】(サーブレシーブ成功率) 上地野乃香(カノアラウレアーズ福岡) 63.6% 【フェアプレー賞】 該当者なし
月刊バレーボール