開幕1軍に残れた? メンバー当落上だった選手(4)阪神の“アレ”に大貢献も
3月29日にレギュラーシーズン開幕を迎えた2024年のプロ野球。各球団で開幕スタメン・開幕一軍争いが行われ、その陣容が決定した。特に開幕一軍メンバー争いは熾烈を極めていたが、チャンスを掴んだ者、二軍スタートとなった者で明暗が分かれた。ここでは、開幕一軍の当落線上だった選手を紹介したい。
石井大智(阪神タイガース)
・投打:右投右打 ・身長/体重:175cm/80kg ・生年月日:1997年7月29日 ・経歴:秋田工高専 – 四国・高知 ・ドラフト:2020年ドラフト8位 昨季は自己最多の44試合に登板し、ブルペンを支えた石井大智。前年の成績を鑑みれば、開幕一軍は安泰かに思われたが、オープン戦では打ち込まれる場面が目立った。 四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスから2020年ドラフト8位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、翌2022年は18試合の登板で防御率0.75と優秀な数字を残した。 2023年は腰痛により離脱した時期もあったが、一軍に定着。44試合に登板し、1勝1敗19ホールド、防御率1.35と自己最高の成績をマークした。 今季も活躍が期待されているが、オープン戦では8試合に登板し、防御率7.00と低調な結果に。最終登板となった3月24日のオリックス戦では1回2失点を喫した。悪いイメージを持ったまま開幕を迎えることになった。 結果的には、なんとか開幕一軍の座を死守。同じ中継ぎ右腕の岡留英貴やバビー・ゲラが結果を残しているだけに、状態を上げたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部