この秋ガーデンにお迎えしたい宿根草《厳選7種》ナチュラル&手間いらず
植えっぱなしにしても、毎年開花する宿根草は、素朴でナチュラルな雰囲気が魅力の植物です。 ◆【写真8枚】小さなヒマワリのような花がかわいらしい「ヘリオプシス」など、この秋ガーデンに迎えたい《ナチュラル&手間いらずな宿根草》を一挙紹介! 地植えにすれば世話の手間が少なくなるだけでなく、しっかりと育ちやすく見映えもよくなります。 そこで今回は、この秋ガーデンに迎えたい宿根草について参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「秋ガーデンに迎えたい宿根草」
・ベロニカ ・カラミンサ ・クレマチス ・ノコンギク ・ヘリオプシス ・カラスバミセバヤ ・ウメバチソウ それでは、ひとつひとつみていきましょう。
この秋ガーデンに迎えたい宿根草《厳選7種》
●ベロニカ ベロニカはパープルやブルー、ピンクの花が咲く宿根草。品種が豊富で、草丈が高い品種、ほふくして育つ品種などがあります。 草丈が高い品種はロウソクのような花穂が美しく、大きく育つと存在感があります。人気の「ベロニカ・オックスフォードブルー」は這い性の品種で、グランドカバーにもおすすめです。 ※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗) ●カラミンサ 寄せ植えにもおすすめのカラミンサは、爽やかな印象の宿根草です。とても丈夫な性質で、植えっぱなしでも育てやすいのが特徴です。 開花期は春から秋まで続き、夏の暑さにも負けずに開花します。開花期が長い分、茎が伸びて姿が乱れやすくなるので、適宜切り戻しをして整理しましょう。 ※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗) ●クレマチス クレマチスは「つる性植物の女王」と呼ばれ、世界中で愛されている人気の宿根草です。華やかながらも繊細な雰囲気があり、ガーデンを一年中美しく彩ります。 開花期は品種によって異なり、秋は四季咲きや夏~秋咲き、冬咲きの開花シーズンに当たります。それぞれ特徴が異なるので、組み合わせて楽しむのもおすすめです。 ※参考価格:600~1000円(3号ポット苗) ●ノコンギク パープルやピンクの美しい花を咲かせるノコンギク。キク科の宿根草で、茶花としても親しまれています。 可憐な見た目ですが、性質は強健。植えっぱなしでも育てることができます。環境が合えば増えていく可能性があるので、増やしたくない場合は適宜引き抜いたりして、整理しながら育てましょう。 ※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗) ●ヘリオプシス ヘリオプシスは「ヒメヒマワリ」とも呼ばれ、小さなヒマワリのような花を咲かせる宿根草です。 初夏から秋にかけて開花しますが、秋ガーデンには、やや落ち着いた色調の花色や茎の色がダークカラーの品種がおすすめ。花自体のもちもよく、ひと花を長く楽しめるのも嬉しいポイントです。 ※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗) ●カラスバミセバヤ カラスバミセバヤは、秋ガーデンにぴったりのダークカラーがオシャレな宿根草です。茎の先端に咲くピンクの花も可愛らしく、寄せ植えのアクセントにもおすすめです。 多肉植物に分類されるため、多湿に気をつけて育てるようにしましょう。 ※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗) ●ウメバチソウ ウメの花のように可憐な丸い花を咲かせるウメバチソウ。ピンクやホワイトの花色や丸い葉が可愛らしい宿根草です。 明るい日陰で適度に湿り気のある場所が生育に適しています。耐寒性があるので冬は日なたでも問題ありませんが、乾燥には注意が必要です。 ※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は、この秋ガーデンに迎えたい宿根草について紹介しました。 園芸店にはオータムカラーの植物が続々登場しているので、季節のイベントを意識しながら苗を選んでみるのもおすすめです。 宿根草は毎年開花するので、来年以降もガーデンを美しく彩ってくれることでしょう。お気に入りの宿根草を見つけて、長く楽しんでくださいね。
LIMO編集部