大西礼芳主演の心理スリラー「STRANGERS」予告編、玄理「心がザワザワ」
大西礼芳が主演を務める映画「STRANGERS(ストレンジャーズ)」の予告編がYouTubeで公開された。 【動画】「STRANGERS」予告編はこちら 本作は、現代社会に潜む甘い罠と不安の渦に巻き込まれる女性が主人公のスリラー。婚約者の浮気を知った直子は、同僚・山口紗季の勧めでマッチングアプリを始める。さまざまな男とかりそめのデートを繰り返す直子は次第に派手になり、ある日、自分の姿が山口に似てきていることに気付く。その事実に直子は動揺し、やがて自分自身を見失っていくのだった。 予告編には、アプリで出会った男性の恋人を演じる山口に魅了され、変わりゆく直子の姿が収められた。直子役の大西は「恐怖映画を撮っているはずなのに喜劇映画を撮っているような感覚さえあり、その奇妙さは映画本編にも映し出されているのではないかと思います」とコメント。玄理は「山口を演じた自分の後ろ姿に、次々と他の女の子が重なり合っていって、自分でも見分けがつかなくなる瞬間に心がザワザワしました」と語っている。 池田健太の監督作「STRANGERS」は、11月2日より東京のシアター・イメージフォーラムほかにて順次ロードショー。柾木玲弥、小川あん、宮田佳典、佐藤玲、岩瀬亮、谷川昭一朗もキャストに名を連ねた。 ■ 大西礼芳 コメント 本作を撮影したのは2年前の初夏でした。穏やかな気候に包まれながら、終始不穏な空気の漂う映画を撮影する楽しさを今でも忘れることができません。恐怖映画を撮っているはずなのに喜劇映画を撮っているような感覚さえあり、その奇妙さは映画本編にも映し出されているのではないかと思います。ある人物に出会ったことで、自分自身認識していなかった自分と対面し変化していく女性を、驚きと喜びをもって演じました。多くの方々にこの映画が届くことを願っています。 ■ 玄理 コメント あの人みたいになりたい、なれたらこんな人生一発で変わるかも。自分だけちょっと損してる気がする。私だってやれば出来るのに。あの人の方が、上手くやってる。誰しも心に「山口」を抱えてる時代なのかなと思いました。山口を演じた自分の後ろ姿に、次々と他の女の子が重なり合っていって、自分でも見分けがつかなくなる瞬間に心がザワザワしました。 ■ 柾木玲弥 コメント 和田を演じさせて頂きました、柾木玲弥です。この作品を通して改めて作品作りの楽しさを感じた、大切な映画です。キャスト、スタッフ含め、全ての人間がプロフェッショナルで、作品をより良いものにしようと切磋琢磨して出来上がった作品です。登場人物それぞれが持つ感情・想いが交錯しながら、物語が進みどう展開されていくのかを、ぜひ劇場でお楽しみください。 ■ 小川あん コメント 脚本を手にしたとき、物語が未知数で、手がかりが掴めなかった。それは、とても魅力に溢れてました。「STRANGERS」は、一つ一つのシーンが分解され、全体が明らかになってくる、ジグソーパズルのような作品です。でも、輪郭は見えても、正体は不確か。池田監督は、丁寧に緻密に、その作業をされていたと思います。手探りのようなサスペンスを、ぜひ味わってください! (c)impasse