バルサが興味持つRソシエダードMFスビメンディ アーセナルとユベントスも獲得候補 現地紙
バルセロナが興味を持つレアル・ソシエダードのスペイン代表MFスビメンディ(25)の獲得のライバルとして、アーセナルやユベントスがいることをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が11日に報じた。 バルセロナは現在、昨夏に退団したブスケツの後釜を探しており、シャビ監督お気に入りのRソシエダードのスビメンディを以前より獲得候補の1人に挙げている。そんな中、スポーツディレクターを務めるデコが数日前、クラブオフィスでスビメンディの代理人と会談を実施した。 しかしこの話し合いはそこまで大きな意味はないとのこと。両者が定期的に連絡を取り合うことを目的として事前に予定されていたもので、バルセロナ加入に向け、特に進展はなかったと同紙は伝えている。 その際にデコは、現時点では経済的条件をクリアできるかどうかが不透明な状況であることを明かしつつ、スビメンディの意向を知るために探りを入れたとのこと。一方、代理人からアーセナルやユベントスが興味を持っていること、選手本人はRソシエダードでのプレーに満足していることを知らされたとのことだ。 スビメンディのRソシエダードとの契約は27年6月30日まで残っており、契約解除金は6000万ユーロ(約99億円)に設定されているが、財政難が続くバルセロナにとってこの金額は決して安いものではない。(高橋智行通信員)