歌い続ける姿も…内田梨瑚容疑者「遊んでる」「やんちゃ」周辺が語る人物像 旭川高校生殺人
STVニュース北海道
軽快な音楽とともにカメラに目を向け歌い続けるひとりの女。 これは、殺人の疑いで19歳の少女とともに逮捕された内田梨瑚容疑者です。 2人はことし4月、留萌市の17歳の女子高校生を神居大橋から川に転落させ、殺害した疑いが持たれています。 事件現場となった橋の近くには、きょうも花を手向ける人の姿がありました。 女子高校生がSNSで内田容疑者が写る写真を無断で使用したことをきっかけに、犯行に及んだとみられる今回の事件。 被害者との接点はー (林記者)「女子高生と内田容疑者らはこちらの道の駅で合流し、それが初対面だったとみられています」 内田容疑者らは女子高校生を殺害する前日、4月18日の夜に留萌市に車で向かいました。 警察によりますと、市内の道の駅で内田容疑者が女子高校生を呼び出し、合流しました。 これが初対面だったとみられています。 さらに、捜査関係者によりますと、女子高校生を乗せた車が旭川市内のコンビニエンスストアに寄った際、容疑者らが逃げようとした女子高校生に暴行を加えていたことも新たにわかりました。 女子高校生は大声を出すなどしながら逃げようとしていましたが、店の外で暴行を受ける様子が周辺の防犯カメラに写っていたということです。 なぜ殺害するまでに至ったのか。 内田容疑者を知る人はー (内田容疑者を知る人)「小さい頃はそう見えなかったけど、いまは遊んでるなって印象はあったから。でもそこまでするとは思わなかったかな」 (内田容疑者を知る人)「高校の知っている感じだとやんちゃしてるかな。馬が合う子たちからすると、ついていきたくなるような人ではあったかもしれない」 一方、内田容疑者とともに逮捕された19歳の少女を知る人はー (19歳の少女を知る人)「今回のニュースを見て、そういうことをするような前兆は小学校のころからあった。友達に喧嘩したときだと思うが包丁を向けたとか、友達を無視するとか暴言吐くとかはしょっちゅうあった」 やんちゃな印象があったという内田容疑者と前兆があったという19歳の少女。 SNSの写真をきっかけに希薄な人間関係の中で起きた殺害事件。 警察は引き続き事件のいきさつについて詳しく調べています。