KinKi Kids、30年以上変わらない2人の関係性 YouTubeバラエティ企画に集まる反響
ソロも活発、KinKi Kidsの活動を欠かさない姿勢
一方で、剛と光一、それぞれのソロ活動も活発だ。剛は昨年シンガーソングライター20周年を迎え、今年はアルバム『Super funk market』を配信リリースしたほか、ソロプロジェクト .ENDRECHERI.として9月に全国ツアーを開催し、通算13回目となる平安神宮での奉納演奏も行うなど、実に精力的だ。光一は代表作である主演ミュージカル『Endless SHOCK』シリーズがいよいよ通算2000公演に迫り、3カ国で人気を博したミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の日本版主役を務めている。まさに、グループとソロの活動が、並行して目まぐるしく動いている状況だ。 ソロ活動も明らかに多忙な中、2人が意欲的にグループ活動に取り組む姿は、ファンにとっては何より嬉しいだろう。剛と光一、2人が並べばどんな状況でも、いつもの平和な空気になる。こうした雰囲気が詰まった今回のバラエティ動画は、ファンに嬉しさと安心感を与えてくれる。 KinKi Kidsの歌にどんな時代でも変わらない魅力があるように、剛と光一が並ぶ姿には、どんな状況でも、どんなに世界が変わっても、変わらない普遍的な魅力がある。出会って30年以上が経過した今なお築かれる、兄弟のような、家族のような、しかしそのどれでもないような、2人だけの世界。このバラエティ動画は、私たちにそんなことを思わせてくれる。
恒松エント