『クラ好き』原作者の爪切男が主演・木村昴を絶賛「作品への深い愛を感じました」
木村昴主演、新川優愛出演のドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(日本テレビ系)。7月末、原作者・爪切男氏がドラマ撮影現場を初訪問しコメントが到着した。 【写真】主演・木村昴と原作者・爪切男氏の2ショット、ほか【4点】 今作は、小説家を目指す枝松脛男(木村昴)が小説「春と群青」で念願の新人文学賞を受賞したものの、実は盗作だったという衝撃的な事実が明らかになったところから物語が展開。枝松は担当編集の片山美晴(新川優愛)と共に真の作者を探し出そうとする。 原作はデビュー2作目から3か月連続刊行され話題となった、爪切男氏による同名エッセイ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社文庫刊)。今回、爪切男氏がドラマ撮影現場を訪れ、中学時代の回想シーンを主に撮影している龍ヶ崎の現場や、木村演じる枝松脛男がとある人物に想いを伝えるシーンの撮影を見学した。 爪切男氏は「緊迫したシーンの撮影の合間も木村さんがいるだけで現場が明るくなるし、木村さんと話しているだけで共演者の皆さんも自然と笑顔になる」と木村の現場での人柄について絶賛。 また、「第4話まで拝見させていただきましたが、あまりにも美しく幼稚で純粋な愛に溢れた素敵な映像化をしていただき心より感謝しております」「私はこんなにも素晴らしい恋をしていたんですね。できるだけ沢山の人にこのドラマを見てもらいたいです」と原作者としての想いを伝えた。 さらに、この日あるサプライズが爪切男氏に届けられる。木村や現場にいたキャストからも歓声が上がり緊張を隠せない様子の爪切男氏だったが、撮影現場は笑顔と温かい雰囲気に包まれた。その模様は、今後のドラマ放送中に明らかになる。 また8日(木)放送の第5話には、ゲストヒロインとして石田ニコルが出演する。 ▽原作者:爪切男氏コメント ──撮影現場を訪れての感想は? 木村 緊張と緩和のバランスが取れたメリハリのある現場だなと思いました。製作スタッフの皆様と出演者の雰囲気も非常に良く、ああ、この人たちと一緒のクラスだったら楽しそうだなあなんて思わず妄想してしまいました。小道具ひとつとっても、そこまでこだわるんかいと突っ込みたくなるぐらいのクオリティで、作品への深い愛を感じました。まさしく、このドラマに関係してくださる人たち、全員好きになりましたね。 ──木村昴さんの現場での印象は? 木村 昼は太陽のように、夜は暗闇を照らす灯台のように常に輝いている人ですね。木村さんがいるだけで現場が明るくなるし、木村さんと話しているだけで共演者の皆さんも自然と笑顔になる。これはあくまで私の主観なのですが、木村さんは天性の明るさだけでなく”太陽として生きることを引き受けた方”ではないのかなと思います。無邪気さと責任感を併せ持つ木村さんのような人に私はなりたい。ちょっと褒めすぎですか(笑)? ──原作者から見た、ドラマ放送に向けた想いは? 木村 ハートフルエッセイという呼ばれ方をすることが多い本作ですが、原作者からすれば、「お前は誰かと恋をすることはできない」と父から言われた少年が、その言葉に抗い必死で恋をしようとした怨念、執念の記録だとずっと思っていました。第4話まで拝見させていただきましたが、あまりにも美しく幼稚で純粋な愛に溢れた素敵な映像化をしていただき心より感謝しております。 おかげさまで、子供の頃からの恨みつらみは綺麗さっぱり浄化され、生きながらにして成仏できたような清々しい気分です。ご飯も美味しく食べられるようになりました。今ならはっきりわかる。私はこんなにも素晴らしい恋をしていたんですね。できるだけ沢山の人にこのドラマを見てもらいたいです。
ENTAME next編集部